サンマ

2010年08月04日

京都新聞に「秋の味”高値の花”に? サンマ不漁恐れ」とあります。なんでも北西太平洋の推定資源量が4割近くも減少していて、7月に北海道東部4漁港に水揚げされた量は昨年のなんと4分の1しかないそうです。してみると値は4倍ほどに跳ね上がるのでしょうか。

サンマといえば旬には1匹100円ほどで売られます。庶民の味方ともいうべきそれが400円だと食べられません。猛暑による高水温がその因のようです。まだ秋口までには時間があります。なんとか海流の向きが変わるなどしてたくさん獲れるようにならないものでしょうかね。熱々の焼き立てにレモンを絞り大根おろしとともに食するうまさは捨てがたいですからね。あのはらわたの苦味もえもいわれぬ味です。大人のそれです。

確かにそう。大人の味です。子どものころは魚の内臓はいやでしたね。四国のじいちゃんが投網で獲ってくれた鮎のそれもだめでした。ハクサイの芯のかたいところ、大根の煮たやつ、ほうれんそうのおひたし、などなど。今は好きなものばかりです。嗜好は変わるのでしょう。子どものときも若いときも今も変わらず好きなものもありますが、年を重ねるにつれ濃い味から薄めのそれに移行しているのは否めないですね。

年を重ねて変わるのは嗜好だけにあらず。人も変わります。でもいっこうに変わらぬ、進歩のない人もいます(誰のことや「さて、どなたでしょう」)。まあ変わるもよし、変わらぬもそれなりよしでしょう。なんや、ようわからんようになってきました(いつものことやね)。

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唐突ですが、しめは上記写真です。イノシシさんたちの捕食です。空き地、いや一応俺も借りて車をとめている駐車場です。そこで必死に草を貪っています。「どこの動物園?」とも思える写真でしょう。距離10メートルくらいの至近です。山ん中、食べもんないんかな。なんかかわいそうやね。