韓国パワー

2010年09月22日

サムスン電子のテレビ売り上げがすごいそうです。売り上げ高の世界シェアはなんと24,4%、2位は同じく韓国のLG電子で14,1%、3位にやっとソニーが12,8%で登場。かつての世界のソニーの繁栄やいずこへ、ですね。営業利益でも日本の大手8社の合計をもサムスン一社で上回るそうです。

こう言っちゃなんですが、かつて韓国製品と言えば「安かろう悪かろう」の印象がありました、正直。でも今やソニーの幹部がその品質を「並ばれた」と認めているそうです。恐るべしキムチパワー、韓国の底力です。その根源は焼き肉にありました。あのにんにくのきいた・・・・・・うそです。

なんなんでしょう、その元は。確かにその焼き肉パワーにも因はあるでしょう。日本に来られている韓国の方々の声の大きさには圧倒されます。ことサムスンに関して言えば徹底した消費者目線の商品開発や社内管理にあるのかな。

李会長が社内のあまりの怠惰振りに「妻と子ども以外は全部かえろ」と檄をとばしたとか。その品質管理が日本を追い抜く原動力になったのでしょう。聞けば社内メールや会話などすべてが英語というのも耳にしました。世界を相手にするには英語は最低条件ということでしょう。そういえばテレビの取材に、とっても流暢な(たぶん)英語でこたえていらした韓国のいかにもきれそうな方の映像が印象に残っています。

さてこんな環境の中、日本企業がどうすればいいのかは俺にはわかりませんし、考える必要もないでしょう。ただ一つ思うのは、願うのは、今少し同胞たち(つまり日本人)に数十年前の謙虚さ勤勉さを取り戻してもらいたいなということでありまするかな。

俺も日日の生徒との交わりの中でこういう思いを訴えていかねばならないのかなと思います。思いつつ伝わらない現実に歯がゆさを感じる今日この頃かな。

明日は休みですね。雨がなければ少し長く走ろうと思っています。

今日も写真をあげる余裕がありませんでしたね。明日以降、気の向いた、いや時間の許す時をお待ちください。