Delicious food makes us happy.

2012年02月20日

授業の合間に事務室へおりていたときにKRくんが来ました。
「卒業決まりました」
「お、そうか。よかった、よかった。式はいつや」
「3月1日です」
「そうか。4月から働くねんなあ。この就職が大変なときに仕事がちゃんと見つかってよかったなあ」彼は北区、左京区(他にもあるかも)に何店舗かあるスーパーで働くことが決まっています。

中学の時は全然勉強せずほんとに困った子でした。それが自分で決めた府北部の農業系高校に進み3年間がんばり通し見事に春から社会人です。

今日は卒業が決まったことを知らせに寄ってくれたようです。
「あの担当のY先生にも卒業が決まったことを伝えてください」きちんとそういう気配りもできるまでにも成長しました。なんかうれしくてじんわりしました。
歳をとってあちこちが緩くなっています。涙腺は昔からですか。鼻水がすぐ滴りそうになります(汚いなあ)。

講師のKくんにはメールで知らせておきました。
彼からも「ほっとしました」と返信がきました。

自分を教えてくれた先生への気遣い、教えた生徒への思い。見習わなければいけません。

で、やつ。彼女がいるようです。ゼミを出て自転車で去っていくその後ろに女性がいるじゃありませんか。最初こそ知らない感じで歩いていましたが、いつしか近寄り自転車の後ろに彼女が乗って去っていきました。心中
「この、この」っていう感じで見送りました。
「やるなR」っていうところです。


今日2月20日は実は待っていた日です。

何かと言えば上賀茂の農家でもありすぐきなどもつくるTさんちの「からし漬け」の発売日です。
これがまた絶品。数年前生徒のお母さまからいただきました。それ以来病みつき。といっても季節限定で今から3月いっぱいでしょうか。今日発売なのは先日訪ね調べ済み。楽しみで頬が緩むのを感じつつ買いに行きました。
すると門前、細い道に車が並んでいます。
「ん? みんなそうなの。からし漬け?」と思いつつ中に入ると人がいっぱい(といっても5、6人ですが)。目当てのそれがありました。でもこんな様子だと予約した人ばっかりかなとおずおず尋ねます。
「あの予約も何もしてませんけど、からし漬け買えます?」
「あ、それはもちろん」よかったあ。
「これおいくらでしたっけ?」
「600円と1200円です」たかが漬け物に、と思える値段かもしれませんがそれだけの値打ちのある味なんです。白いご飯にこれがあればいくらでも食べられて不経済この上ないくらいの味なんです。

財布にあんましお金が入っていなかったこともあり今日は「小」を人にあげるのもふくめていくつか購入。
「まだしばらくはありますよね?」
「あ、そうですね3月いっぱいくらいは」とのこと。また来ましょう。

詳細は明かしません。どうしてもという方は私までお尋ねください。教えません。なんてウソです。お教えしましょう。

おいしいものは人を幸せにします。けっして食通ではありません。フランス料理がどうの、イタリアンがかくかくしかじかは語れませんが小さなおいしさは大事にしています。

あったかいご飯に明太子、ほうれんそうのおひたし、大根おろしやキムチなどは最高の友です。このからし漬けはかなり上位に位置づけられる親友ですかね。

今日は白ご飯がなかったのでまだ食べていません。明朝のご飯を楽しみにやすみましょう。

では、では。

中1、2のテスト対策。久々の自主的居残りで生徒のやる気を見せてもらいました。