京都マラソンコース考

2012年02月25日

電車で西京極まで行って京都マラソンのコースを走りました。
もちろん全部ではありません。
とにかく行けるところまで行こうと出発。

嵐山まではやや上りですがそんなに苦になりません。
そこから嵯峨野、広沢の池方面は本来なら跨線橋を越えます。自動車専用なので今日は使えません。仕方なく観光客でこみ合う嵐山のメインストリートを北上。

山越えの交差点までは起伏もなく走りやすいです。そこから宇多野ユースホステルまでがきつかったです。かなりの急勾配が延延続きます。その後はしばらく下り。福王子交差点直前の急坂は思ったほどきつくなくすぐ終わりました。

仁和寺から金閣近くまではかなりのアップダウンでしんどいです。そこから馬代通りを少し下がり東進して西大路へ出ます。

西大路が北大路へ変わるところまではつらい上りが続きます。今宮神社前までは下り。そこから御薗橋通りまでは長いだらだら上り。そろそろ疲れ始めた脚にいやあな感じです。

その後は賀茂川河川敷を西賀茂橋までは地道です。狭いし微妙な凹凸もあるので走行注意です。

河川敷東岸を北山まで下がり東へ。下鴨本通りを北大路まで往復。きつね坂へ向かいます。

一番の難所でしょうか。疲れた脚に檄をとばし上りますがさすがに脚も元気なし。かなりの減速を余儀なくされます。トンネル通過も私は嫌いです。閉所、暗いところは苦手です。

国際会館前折り返しで今日は日没(とっくに日は暮れていましたが切りのいいところまでと思ってがんばりました)順延です。(時間がないので続きはないかもしれません)


さて走られる方の参考になりましたでしょうか(え、ならない? そっか残念。すんません)。


3時間で30ちょいですね。なかなかに厳しいです。あと12km を1時間以内で走らねばサブ4はなりませんね。適わないかもしれませんが目指しましょう。


終えて腰湯をしましたが脚はばきばきですね。外反母趾が痛い。不安材料いっぱい、ですね。


走っていていくつかハプニング(?)が。

①西京極を出てすぐ陸上関係と思われる方とすれ違い。お互い目が合い目であいさつ。向こうは俺をご存じないでしょうが俺は顔に覚えが。数歩行って振り返り
「S先生ですか? TAの父親です」彼は中高の京都の陸上界では有名な方です。衣中女子を全国へ導いた方です。
「ああ、この間、そうパソコンのメールをもらって・・・・・・」
「そうなんです。私もそれをブログで読んでいて・・・・・・」

「今そこで(光華大)早狩さんの講演を聞いてきて、太平サブローさんも出るみたいですよ」
「え、そうなんですか。彼は100km ウルトラも走ってはるんですよ、ね」
とかなんとか。

「え、ひょっとして京都マラソン?」
「そうなんです、2回目の補欠抽選で当たりまして」
「サブ4?」
「いや、3時間44分くらいでは走れるんですが、ここはこうやし(手で起伏を示します)」
「そやね。自己新は難しいみたいなコースですよね。サブローさんもそう言うてたな」

「すみません。お時間いただいて」と別れました。箱根駅伝のベンチコートを着ていました。どうやって手に入れはったんやろうね。

なんでも「京都陸上日記」というブログを書いてらっしゃるようです。あとで検索してみましょう。

あそこで彼とばったり出会う確率やどんくらいなんでしょうか? それをまず思いました。

②梅津近辺で思います。
「S進学スクールのW先生いはるかな?」と寄り道。乗り込もうと考えつつも生徒さんが来ているようなら遠慮しましょう。やはり生徒さんが来て授業中のようだったので素通り、引き返しました。
みんながんばってはります。ここはすごいんです。生徒たちは優秀です。西京や嵯峨野こすもすに毎年多くの合格者を出しています。W先生がとってもできる方なんで生徒たちもできるんでしょう。
「見習おっと」

③広沢の池手前で自転車を止め地図を手にするカップル。
「来るな」と思えば案の定。しかも英語。
「なんでやねん。顔、東洋人やん」と心中突っ込みながら男性を見るとアメリカ人ぽい。
嵐山へ行きたいようでしたので発揮できる英語力を最大限(?)に使って教えました。
走っているとこっちが「はあはあ」言っていてもなぜかよく道を聞かれます。今日は1回だけでしたが前は3回聞かれたこともありました。
「こっちしんどいねんけどな」と思いますが京都の印象が悪なってもあかんしせいぜいきちんと対応してます。

④鴨川に出て「しんどいなあ」と下っていると前から陸上部らしき人影。走りが違います。すれ違いざま互いが
「あ」。
見ると嵯峨野へ進学を決めたSNくん。
「練習?」愚問やなあ。それしかないやんね。
「あ、はい」
「俺も今京都マラソンのコース走ってんねん」と軽い会話を終えてお互い走りに戻りました。


明日も朝一から中3の授業ですからそろそろやすまなければいけません。

いつものことながら愚にもつかぬことをぐだぐだうだうだやりました。

お付き合いありがとうございます。