腹芸

2012年07月10日

左ムラサキシキブのつぼみです。2mm くらいの長さです。ちょっと調べてみましたが「コムラサキ」かもしれません。実のつき方が本家本元とは違うような気がします。
去年もこの子には登場願ったかもしれません。

中左ヘクソカズラです。花の径8mm くらいでしょうか。よくもまあ名付けたなというくらいかわいそうな名前です。「屁」「糞」ですよ。(すみません。食事中の方がいらしたらご容赦を)確かに樹液はくさいです。でも花はかわいいです、よね。「屁糞葛も花盛り」という諺が頷けます。(何年か前にも同じようなことを書きました)

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中右カタバミです。「片喰」という字を当てるようですがどんな由来があるんでしょうか。家紋に使われますよね。確か露原家のそれは「ケンカタバミ」だと母親が言っていた記憶があります。両親とも亡く今となっては確認できません。弟が知っているでしょうか?まあどうでもいいことです。

小さな花が続きましたが最後は大きな葉です。これは最大級ではなく中っくらいです。大きいのは手が届かないところにあります。ボールペンを置きましたが、大きさがわかっていただきやすいと思います。(何年か前にも同じような写真をあげました)
勢いがよ過ぎて白と桃のイリオモテが果たして花をつけてくれるのかどうか心配です。毎朝ゼミに着くたび、いや日に何度も見ていますが、あまりつぼみが大きくなっていません。
「咲いてよね。ちっちゃくてもいいから。待ってるしね」と伝わらない声をかけています。

伝わらない声といえば毎夜帰る前にコシアカちゃんにもやっています。
「お騒がせ。あんまり気にせんでええしヒナがいんねんやったら好きにしいや」と声かけしてから帰っています。ヒナいるんかなあ? 顔が見られたら幸せです。


夕方ピンポン。誰かなと思えばTTくんのお母さま。実は欠員ができた講師を補うためにOBのTTくんに声かけ。彼は中3のころ大学生になった暁にはうちで講師をするのが夢だったと聞いています。諸般の事情でロボットの手伝いなどを頼むことになりました。
それでお母さまがご挨拶に。
ご丁寧に私の酒好きを知って日本酒の手土産をいただきました。ありがとうございます。


何かを持ってきてくださったときはなんの躊躇も遠慮もなくいただくことにしています。献上に美徳を感じない訳ではありませんが面倒なやり取りをしてけっきょくいただくんなら最初から言下に「ありがとうございます。遠慮なくいただきます」ということに決めています。京都人ではないのでそれでいいでしょう。
人にものを差し上げる時も「つまらないものですが」とは言いません。「これおいしいですよ」と言うようにしています。もちろんお付き合いの粗密に応じた言葉づかいは心しています。

率直な方がわかりやすくていいでしょう。「腹芸」とか「察する」「以心伝心」なんていうのは日本人の得意わざですが、簡単明瞭すっきりずばり思ったことを言った方がいいのは明白です。とかなんとか言いながらそれが苦手なTくんがいるのも事実です。

そうなかなか自分を出すのは難しいですね。