楊逸(ヤン・イー)さんの『すき・やき』

2013年09月13日

楊逸(ヤン・イー)さんの『すき・やき』を読みました。
中国人留学生と韓国人留学生を中心におもしろおかしい変な日本語が飛び交う話です。
老舗「なごん庵」というすき焼きやでアルバイトをする「ココちゃん」こと梅虹智(ばいこうち)。文化の違いにとまどいながら成長していく姿が描かれます。
感心するのは著者の日本語の巧みさです。
「ハルビン生まれの中国人なのにすごいな」と思って略歴を見ると芥川賞受賞者でした。日本語を母語としない作家で初めての受賞だそうです。私がとやかく言える水準ではありません。
優しい話です。短くてさらっと読めます。巡り合えばどうぞ。すきやきが食べたくなりますよ。


次に書こうと思っていたことをすっぱり忘れました。ほんの30秒前のことですがでてきません。忘れぬうちに一字でもと思ったところで家内に話しかけられどっかへそれがぶっ飛びました。


まあいずれにせよどうでもいいことですから大勢にはなんら影響はありません。


『ぶたぶたの食卓』という本にかかりました。ピンクの小さなぶたのぬいぐるみが登場する変な話です。でも、それにほっこりさせらる自分がいるのも事実です。読み終えたら感想を書くかもしれません。(控えめだね「できないかもしれませんから」そう、けっこうそんなんあるもんな「はい」)


昨日、今日と暑いですね。また夏にもどりました。とは言っても、もう少しの辛抱でしょう。みなさまあと一息がんばりましょう。