親不孝

2016年05月08日

自転車出動で献血へ。
「成分、400 どちらがいいですか」
「こちらのご都合でどちらでもいいですよ」
「・・・」どうやら400 の方がいいようなんでそっちに。

あっという間です。15分足らずで完了。拍子抜けするくらい簡単です。
「もう終わりですか。400 はすぐですね。ここんところずっと『成分』だったんで」
「そうですね。実質10分くらいで400 たまってましたね」

これで3か月は献血はお預けです。と思っていたら『成分』なら7月3日以降可能なようです。

50回記念としてガラスの酒杯をいただきました。30回のときと同じです。
造形作家、多田美波さんの作品です。左が前回、右は今回のそれです。

CIMG4551.JPG

「お酒飲まへん人はもろても使いようがないなあ。まさか俺の酒飲み情報を献血ルームがもっていてのそれやないやろしなあ」。

しばらくゆっくりして、解禁を待って血を献じます。(なんか昔の売血みたいだな)


母の日でしたか。感謝を伝える母はなし。孝行をせぬままに逝きました。
未だに思い出す光景があります。夏の暑い日です。
父親は癌で闘病中。親戚に、なにかの都合でお返しをする場面です。
母親がぐちぐち何かを言うのに冷たく返した俺の冷たさを何十年もたった今、悔いています。

親不孝な己を呪います。