共存

2016年06月14日

教材を忘れた生徒が休み時間に取りに帰りましたが帰ってきません。
「おそいなあ」と思っていると電話。
「塾長、坂んとこにイノシシがいて怖くていけません」
「え? 坂、どこ」表に出て見晴らします。
200m 前方にそれらしき姿が。歩きつつ言います。
「今いるの? だいじょうぶやし前に進んでみ」
私がついたときにはいませんでした。
まあめったなことはないと思いますが用心は肝要です。油断はできません。


東北では「ツキノワ」による被害が出ているようです。さすがにクマが出れば怖いです。
にもかかわらず山へ入るってどうなんでしょう。「ネマガリタケ」の魅力が勝る? それがおいしいのは認めます。命をかけられますか。そんなバカな話はありませんよね。
報道を見ていると自家用のみならず高値で売れるようですね。根こそぎかっさらってきている印象はぬぐえません。
クマを擁護するつもりはありません。亡くなった方を非難する気も毛頭ありません。
ほどほどにしておけばこういう事態は避けられたんじゃないかなとは考えます。
クマはここ数年でわいてでてきたんじゃありません。ずっと互いが均衡を保っていたんじゃないんでしょうか。
クマも大事な食料を奪われるのを黙視できません。
「ヒト」を「食料」と認識した彼らは怖いんじゃないでしょうか。素人がとやかく言うことじゃないとは思いますが、共存の道を踏み外してしまったと思うのは私だけかな・・・・・・
「それぞれの領分を侵し過ぎない」。これが大事なんじゃないかな。

亡くなられた方はお気の毒です。ご冥福を祈ります。
「食い殺される」という体験は臆病な私は避けたいです。避けようと思えばできましたよね。
「まあ、めったなことはない」という慢心でしょうか。
「入るな」という場所に入ったんですから自己責任ですね。怖がりの私なら絶対に入りません。

北海道時代にヒグマを目撃したときは怖かったですね。

批判は承知の私見です。ご意見あればどうぞ。


原谷は野生動物の宝庫でした。最近はイノシシくらいしか目にしないのが残念です。
キジ、タヌキ、キツネにとどまらずキリン、ライオン、ゾウ、シマウマまでいました。
なんちゃって後ろ半分はうそです。(言わんでもわかるって「だね」)


「エラブユリ」が咲きました。ちょっと勢いが弱いですね。茎が去年の半分くらい。

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三輪、同時開花です。