かっこ悪い人

2016年09月21日

『ハイビームで救える命』と読売新聞に。それによると横断死亡事故の96%が「下向き」前照灯だそうです。ハイビームだとより早く歩行者を発見でき、事故の大半が防げるとのこと。なるほどいいことだ。警視庁の担当者も話しているそうです。
「原則ハイビームで運転し、明るく対向車が多い市街地では、状況に応じて切り替えてほしい」。
私の教習所経験では原則ロービームと習いました。なじみませんね「上目」は。
それでなくとも対向車の前照灯の眩しさに弱った目が悲鳴をあげているつゆじいはこれ以上の眩しさには堪えかねます。みなさんご配慮を。

優良運転手に限り更新ができるようになった京都駅前運転免許更新センターに「高齢運転者=ひどい運転者」とする不適切な英語表記があったそうです。どうやら看板屋さんの単純なミスらしいです。
"Elder driver" とするべきところを"Terrible driver"と表示されていたそうです。"Elder"と"Terrible" 。綴りも意味もまったく関連性があるとは思えません。年をとって「ひどい」と評されないような運転ができるよう心がけます。そのうち免許返上という年になるのかな。そこまで生きるのかな・・・・・・

年をとっていなくとも「ひどい」のはいっぱいいます。

北大路から西大路に入る交差点で信号待ち。隣の軽トラを見ると兄ちゃんが牛丼らしきをかっこんでいます。青に変わって走り始めてからも肘でハンドルを操作しながらかきこみ続けています。思わずつぶやきました。
「あほちゃうか。回りをまきこむなよ」。あきれてしまいました。

仕事帰り。後ろから来たそれなりの車。右折車線に止まります。信号赤ですが、そのまんま発進。次の「赤」も無視してぶっ飛んで行きました。ああいう輩は免許を剥奪すべきだと思いませんか。私は思います。

回りに迷惑はかけませんが変な運転者は他にもいろいろいますよね。

右手をドアの上から外にだらんと出している人。日焼けしたいんかなあ。右だけ焼けてもしゃあないやんね。だいたい指示器やワイパー操作のときはどうすんの?と思う私は変ですか。

原付に脚を組んで乗っている人もいますね。信号で止まるたび脚をほどいて両脚で車体を支えるのかな。めんどくさいったらありゃしないと思うのは私だけ? もしぶつかりでもしたら自分の体を支えきれずに吹っ飛んで大けがですよ。よ~くお考えなさい。

交差点で止まるたんびに本を読もうとしている、いや読んでいるやつもいます。信号変わったことに気づかず後続車に警笛ならされてます。
「あ、ごめん、ごめん」と言っているばかは私です。人のことをとやかく言えた義理ではありません。すみません。

停止線はおろか横断歩道に半分以上乗り上げて止まる人、直進のみ可の交差点で右折レーンを前進する方、車いすのマークがある駐車スペースに平気で車を停める輩、どう見ても健常者です。
確信犯なのかな、単なる回りに目がゆかぬ、かっこ悪い人なんかな。
自分もそうならぬよう気をつけます。

すみません。ついつい他者の批判になってしまいました。ここのところあまりにも目に余る行為を散見したもので・・・・・・


今日は月に一回の紙仕事最繁忙日。朝から行ってなんとか完遂。
すると階段を上がる足音が。
「なんや、せんせいはるやん。電気ついてないしいいひんと思た」
「え、今日は補習ないで」
「ええ、塾長来てもええでて言うてたやん」
「え、そうか(そんなはずない。今日はむっちゃ忙しいねん)」と思いつつも言います。
「いや、ええよ。勉強しいや」。

「なあなあせんせ」
「なんや。またわたしかしこいねんで、か?」
「そうそう、最近ずっと学校のテスト100点ばっかりやで」
「おお、それはすごいね」
「ぼくかてやで。漢字の練習帳で💮もらってばっかりやで」
「ほんまかあ? 塾での字い見てたら信じられへんなあ」
「いや、見てくださいよ、これ」
ほんとにはなまるついています。
「おおお、これから塾でもこれくらいで書いてへんかったら全部書き直してもらうしな」

「ええ~」
「学校でできて塾でできひんってへんやんか」
「う~ん。見せへんかったらよかった」
「いや、みんなが学校でいい点とってくれたらそれでうれしいねん」

そうなんです。それなんです。そのためにやっています。それをやり続けます。