かがよふ

2020年03月17日

暗闇で光る眼がこちらを見つめます。徐行。茶トラでした。農家さんの近くなので飼い猫でしょうか。それとも住みついたのらくんかな。
しばらく行くとまたもや目が光ります。タヌキでした。短い脚でひょこひょこ走り逃げました。なんとも愛嬌があります。(あんた、目え悪いのによお見えるな「そうやねん。小動物には反応すんねん。目は悪いけど顔と頭はええねん」はいはい)
夕べはクロネコを目撃。これも農家さんの近所でした。寒い冬を越すには少なくとも暖がとれる場所がないと無理です。牛小屋の片隅ででも寝ているのらかはたまたそこの猫かな。
先週はキツネと野ウサギを目撃。キツネはしょっちゅうですがウサギは3回目。真っ白な冬毛が目立ちます。後ろ脚が長い。あれがあるからの疾走です。まさに脱兎の勢いを夏毛のそれで見ました。
さながら動物園の様相ですね。
「轢かれない様に注意しなさいよ」とつぶやきます。何回か悲しい場面にも遭遇しています。運転する人も十分注意してください。動物の方には私がしっかり言いきかせておきます。(無理か)

その道沿いで見かけた「雪の花」です。

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夕べの少しの雪が残ったのか空気中の水分が凍ってついたのかはわかりません。ネコヤナギのような花穂(かすい)が白く、朝日に輝いていました。

「かがよふ(う)」という言葉を最近知りました。「きらきら光って揺れる」という意味だそうです。
「寒き朝 白きをまとひ 穂かがよふ」