やれるだけやります

2010年05月31日

40㎝くらいまで伸びたひまわり。朝見ると一部の葉が葉脈だけになっています。よく見れば小さなガの幼虫が群がっています。
「んむむむ」殺生は避けたかったのですが、ひまわりの成長を選択し、殺虫剤をまきました。かわいそうですがやむを得ません。どちらかを生かそうと思えばどちらかを犠牲にしなければいけません。ケムシさんごめんなさい。

宮脇俊三さんの『殺意の風景』を読み終えました。阿川弘之氏がその著書の中で絶賛していらしたので入手。あの厳しい阿川氏が誉めるだけあって面白かったです。(先の嵐山光三郎氏の『素人包丁記』もそうです)
宮脇さんは国鉄全線乗車をなさるなど鉄道関係の旅行記など多数あります。シベリア鉄道を始め世界中の鉄道にも乗られています。昔から好きでけっこう読んでいましたが、ミステリーを書かれていたとは知りませんでした。
「殺意の」とありますが凄惨な場面はありません。18の短編集です。各編さりげなく展開するのですが、背中がぞくぞくする感じがわいてきます。独りで読んでいるとなんか薄ら寒くなってきます。
さすが宮脇さんと思わせてくれる列車や飛行機などの交通機関をつかったアリバイ作りも登場しますが、その辺はマニア以外には理解不能ですね。私はお手上げです。
また日本国中の名所が舞台になっていることも興味をそそられます。青木ケ原、シラルトル湖、高千穂峡や余部の鉄橋など。行ったことがあるところもあれば未知の地もあります。旅情もわきます。どっか行きてえ。(すみません。地が出ました)

5月は11冊で累計53です。いいペースです。油断しなけりゃ100はいくかね。でも読めないときは読めないので心して100を目指しましょう。
走る方は109で、549です。こちらもまあまあ。年間1200を達成しましょう。貯金49か。平均すると月10の貯金です。どうでもいいことですが、やると決めた以上やるだけです。できなかったらごめんなさい。

バラ尽くし、三昧

2010年05月30日

植物園へバラを見に行きました。

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すバラしかったです(はい、ほい)。

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辺りにはほのかにバラのであろうと思われる香りが漂います。

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一つずつかぐとさほどではありません。

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余計な言葉はいらないでしょう。その美しさをご堪能ください。


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ちょっと趣向を凝らした写真(自己満足ですが)です。左写真は背景が青空だったつもりですが、それが表れていませんね。右の写真はバラの遠景に比叡山が控えます。

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その他です。アメンボは見事でしょ。

12㌔走って109です(中途半端やなあ。あんたらしいわ「んだな」)。月前半のペースからいうと120は軽くいけるかと思いましたが現実は甘くないですね。
一応月100は達成してます。どうでもええことやけどね。

なんか左の頭が痛いです。鬼の攪乱ですかね。珍しいことです。たぶん脳腫瘍かね。やすんで治しますね(治るんか? 治らへんね「そだね」)。

見ると写真がずれていますね。さっき確認したときは、ちゃんとなっていたんですがね・・・・・・。今から直す元気はありません。ですからやすみます。


i pad はきっとすごい ほしいな

2010年05月29日

今日は漢検。
生徒だけでなくそのお父さま、おじいさまが受検。今まで生徒姉妹とご両親というのはありましたが、三代にわたるのは初めてです。
年を重ねるとなかなか新しいことを覚えるのが難しくなります。また初めてのことに挑むというのが億劫になります。私も50を超えてそれを痛感します。正直40代で2級に合格しておいてよかったです。正直今だと合格できないかもしれません。それを思うとお二人の挑戦に感心させられます。
数年前、準1級に挑もうと勉強しましたが、とても無理そうなのであきらめました。もう一度やってみようかなとも思います。(そやなあ)余計なことをいっぱいやっているので時間的には厳しいかなあ。

子どもたちの答案に取り組む姿勢を見ているとおもしろい。几帳面なのか、漢字が合っているにもかかわらず何回も何回も消して書き直す子、一通りやって見直しもせず提出する子、特に考えている風でもないのに最後まで座っている子もいれば、最後の最後まで目いっぱい時間を使ってやりとおす子もいます。実にさまざま十人十色です。

ともかく全員が合格することを祈りましょう。

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ひさびさ独り飲みでミューズさんへ。繁盛してました。飲食店不況が叫ばれるなか天晴れです。やはりきちんとした魅力があるんでしょう。うちも見習わなけりゃね。
知らないバイトさんがいっぱい。無理もありません、1か月振りですから。いつもなら言わずと出てくるエビスビールは言わねば出てこなかった・・・・・・。
店長さんといい仲だなと思っていたNさん。俺の踏んだ通り結ばれ赤ちゃんができたそう、です。いやあめでたしめでたし、いがっだいかっだ。うれしいね。10月2日が予定日だそうです。

さて帰ろうかと思っていると
「塾長、塾長」の声。見るとMさんです。思わず知らずへいこらした俺がいました(ちゃうか)。びっくりですね。下手なことはできまっしぇん。いつどこにだれの目が光っているか(って、あんた、そんなことしてんの「いや」んならええやんか)。

気い抜いて飲んでたらこれやし、気い抜けへんな。いやええでしょう。だって俺かて私生活はあるし「公(?)」を外れたらただのおっさんやしね。でしょ。

『素人庖丁記』を終えました。おもしろかったです。言葉の操り方が絶妙ですね。さすが雑誌のベストセラーを輩出した編集者です。

ふつう私はあとがき、解説は読みません。なぜかというその理由はうにゃむにゃむにゃなんですが(なんやそれ)これは読みました。たぶんおもしろいだろうという確信(「確信」やったら「たぶん」は使たらあかんで)があったからです。案のごとし。ずばり最高でしたね。噴き出しました。

その中に引用されている『仰臥漫録』正岡子規はぜひ読みたい本です。手に入れましょう。死に瀕してかくも食えるかなという食欲を発揮します。悲しくなるヒトの欲ですね。

昨日だかに発売された i pad すごいですね。かなりの使い手とみました。でもニューズウィーク誌は「馬鹿の道具」と評したそうです。

俺の意見は
「便利やしええやん。俺もほしいわ」です。

では、また。

正解はいずこにありや?

2010年05月28日

今朝は京都両洋高校の説明会と沖縄の加納先生の講演会でした。北区の「しょうざん」で行われたので、近いし天気もいいのでチャリンコ発進。ほほに当たる風は冷たいくらいです。快適に走って会場到着。ここは庭がきれいです。新緑にプールの青が映えています。

講演はすばらしかったです。数奇な(?)人生を辿られたようで、大阪で生まれ沖縄で塾をやり今を迎えられているようです。
元気な方でした。私より2歳上、55歳でしょうか。宮古島のトライアスロンを2回完走され、アメリカの大学院でMBAも取得されていらっしゃいます。

話をうかがいつつ自分の不十分さを痛感し恥ずかしくなりました。
「やればできる」を体現されています。俺も「思えばかなう」を常に念頭におき、いちからやり直してみましょう。

すごい方の話をうかがう度すぐ感化されますが、なかなか実行の伴わないのが俺の悪いところです。日常にかまけず、やるべきをやらせてもらいます。心がけているだけではいけません。やらなければね。

ということで今日は昨日買った花苗を植えました(そこへ行くんかい)。80ポットのうち60くらいで原谷の鉢、プランターはいっぱい。残りは西賀茂でその美しさを競ってもらいましょう。

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ふと見ると野イチゴの実が春日(「はるひ」と読んでください。「かすが」ではありません)に映えていました。伊丹の子ども時代、堤防でその群生に出逢いました。興奮して口に含み、食べきれないものを持ち帰ろうと思うも入れ物がなく、買ってもらったばかりのジャイアンツ(タイガースではありません)の野球帽にそれらを入れました。家に帰って母親にそれを自慢げに見せると、彼女はイチゴには目もくれず、真っ赤に染まった野球帽の裏地を見て絶句。怒られました。今でも野イチゴを見るたび蘇る思い出です。

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隣はムラサキツメクサです。外来種ですよね。俺が子どものころは目にした記憶はありません。
53にしていろいろ昔を思います。幼かったつとむくんもいつしか大人になり、中年真っただ中を過ごしています。よけいなことを知り、いつしか見えなくてもよかったものも目に入るようになりました。この年になって、何がよくてよくないのかもよくわからぬままの人生です。正解はいつわかるのでしょうか。

では、やすませていただきます。

『素人庖丁記』

2010年05月27日

朝、ゼミに着いてメールを確認。すると「WEBサイトからのお問い合わせ」のメールが来ています。見ていくと
「神奈川県…市」とあります。
「はあ? なんで神奈川やねん」と独り突っ込みながら続きを見ると塾の先生でした。うちのHPを作ってもらった教え子IくんにHPを依頼した先生からのメールでした。
いろいろとご質問があったのでお答えして返信しておきました。その先生も毎日ブログを書いていらっしゃいます。時間が許す限り読ませていただきましたが、深いそれでした。ちいっとは見習わなければいけませぬ。
これも何かのご縁。大切にさせていただきます。F先生、今後ともよろしくお願いいたします。

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冬の間目を楽しませてくれたパンジー。まだ少し花は残っていたもののだいぶ疲れていたので思い切って別れを告げました。コーナンでインパチェンス、ニチニチソウ、マリーゴールド、ベゴニアを20ポットずつ80買ってきました。週末に時間を作って植えてやるつもりです。秋まで花を愛でさせてもらいましょう。

ではやすませていただきます。ちょっと疲れ気味かな。短いながらも3日連続で走ったせいでしょうか。無理をせぬよう考えつつ走り、読み、書きましょう。

そう「読む」では『素人庖丁記』を読み進めていますが、なかなかです。けっして食通を気取るではなく題材は豆腐や茶漬け、漬け物、おにぎりなど庶民的です。でも、そのこだわりは至極、究極、極楽です。(なんや終わったんちゃうんか「そうですね。詳しくはまたの機会に譲ります」またねえ……。期待せんと待ってるわ)

では、やすみます。

ハエ

2010年05月26日

西賀茂、ゼミ前のお家のHさんが大きなバイクを買われました。HONDA CBR 1100 SUPER BLACK BIRD です。真っ黒ででかくてかっこいいです。だいぶ前からオフロードバイクで走り回ってはりました。趣向を変えはったんですね。
「買わはったんですか。でかいですねえ。大型ですか。何㏄ですか」
「大型ですわ。1100です」
「へえ~。かっこいいなあ」
「いやあ嘱託になって時間があまってねえ」
「これで北海道を走ってくださいよ。いいですよ」
「そやねえ。昔40年ほど前やけど友達と2人で行って車で半分くらいは回ったけどなあ」
「よかったでしょ」と話が弾みました。(ほんとはもっといろいろ話は続いたんですが、これくらいにしておきます)

いいですよね。一応仕事を引退し、あまる時間を趣味に活かす。羨ましい限りです。果たして俺にそんな時間は訪れるんでしょうか。いつか引退して余生をゆっくり送りたいものです、ね。

小1の授業をしていると隣の小2がうるさい。なにやら悲鳴。どうしたのかなとのぞくと「蝿」です、原因は。手でつかんで窓から外へ。
「ねえねえ、なんで騒いではったん?」
「ん、蝿や」
「蝿ってなに?」んこの子らは蝿を知らんのか、んなことないよな、まさか。
「え、蝿知らんの? あの、えっと、こんな(と絵を描きます)やつやで」
「ハチ? カ? 」
「いや、ちゃうな。あとで図鑑かなんかで見せたるし」ほんとうに知らぬようです。ちょっと信じ難かったんですが、きっとそうなんでしょう。私が過ごした昭和とは完全に時代が違うんでしょう。いまや中3生の男でも教室に虫が侵入すると大騒ぎになるご時世ですからね。日本は平和で虚弱になったんでしょう。
「虫の1匹や2匹でそうまで騒ぐなや」と思います。どうも納得できませんね。私もムカデとゴキブリとカは好きになれませんが他は問題ないですね。あ、いやカマドウマもあかんかな。(なんやけっこう苦手あるやんか。もっと野性があると思てたけど)
その昔釧路在住時は近くに牧場があったせいか蝿なんてブンブン飛んでました。新聞丸めて飛ぶ蝿を落としてました。当時は剣の達人だったんですね、私は。今は無理でしょう。

さて引退後の自分を夢想しつつやすませていただきましょう。
では、また明日お目にかかりましょう。

叱るのはしんどい

2010年05月25日

高1になった子たちにちょっと早い暑中見舞いでもと思い、ビブレでカードを購入。きれいでかわいいカードがいっぱい売られていました。1枚157円とやや高めですがこんなカードを受け取ったら私だったらうれしいな。
1まい1まい住所とあて名を書きひとり一人の顔を浮かべながら文面(というほどのものではありませんが)を綴ります。みんな元気で楽しい高校生活を送っていることでしょう。

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思うに自分の手指を使って字を書く機会が減りました。もちろん仕事柄毎日板書はしますが、改まった気持ちで筆記具を持ち紙に向かうというのは思いのほか少ないのかもしれません。使わなければ忘れます。ついパソコンに頼っていると思いもよらぬ簡単な字が出てこないことがある自分に驚きます。文明の利器はすばらしい威力を発揮してくれますが頼り切るのは危険です。と言いつつ毎夜キーボードに向かい、つまらぬブログを綴っています。やはり便利。これを鉛筆を持ち、わが手でやるとなるとさすがにつらいです。

人を叱るのはしんどいですね。ものすごい力が必要です。今日はそれがありました。叱るつもりじゃなく、諭しているつもりでも、相手がどう取るかはつかめません。俺も若いころは人に何か言われると反発する気持ちばかりが前に出てきました。年を重ねそれは少しましになったと思います(たぶん)。今思えば簡単なこと「すみません」が言えなかった若い自分がいましたね。若気の至りでご容赦いただきましょう。
昔の上司や関係者の方々、ほんまご迷惑、ご不快な思いをさせまして申し訳ございません。若い時は気づかないことがたくさんあります。

「いまだに角がたった、摩擦だらけの人間やな」と思う反面
「それなり年くって角はとれたな」とも。さて真実はいかがでしょう。変に丸くなっていやらしい自分はいややし、かといって昔のままの進歩のないざらざらの己もいややけど、さてどんなもんでしょうか、今の俺は。

いろいろ考えさせられた一日でした。本音を語ればもっときつい言葉なども登場するのでしょうが、そこは大人、ひかえます。

むずかしいな、いろいろ。

岡山銘菓をいただきました。品のいい和菓子です。バイトさんが帰省の折に買ってきてくれました。ありがとうね。気づかいに感謝です。

イリオモテ すくすくどんどん

2010年05月24日

急ぎの仕事もなかったので朝ぼんやりしたり本を読んだりしてゆっくりしました。雨の朝はなんとなく物憂いですね。
ユーミンの歌「雨音に気づいて遅く起きた朝はまだベッドの中で半分眠りたい」を思い出します。

それにしてもよく降る雨です。各地で土砂災害などが起きているようです。人的被害が出なければいいのですが。

嵐山光三郎さんの『素人包丁記』を読んでいますが、本そのもの自体が料理です。なめれば味がしそう(ちゃうか)です。読みながらいろんな料理ができてしまいます。食べることが好きな私には楽しい本です。
あの阿川佐和子さんのお父様、弘之氏がその著書の中でほめていらしたのを目にし、先日ネットのブックオフでやっと手に入れました。私なんか脚元にも及ばないくらい食通の阿川氏が推すだけの本だと実感しつつ楽しんでいます。

本は私にいろいろなことを教えてくれます。活字離れが叫ばれる中、生徒たちが本を読まないとすれば、私が知ったことを間接的にでも生徒に伝えたいものですね。

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エラブユリがつぼみを見せました。ひと茎一つの花にあらずのよう。4つくらいのそれらが見えます。どんな色の花を披露してくれるんでしょうか。とっても楽しみです。
アサガオがきれいな双葉を現しました。文字通りのふたば(スタバちゃうで「はいはい、わかってるって」)です。
イリオモテが「手」に辿りつきました。すくすくどんどん伸びてまた美しい花を見せてくれるでしょう。期待しましょう。

生徒たちもどんどんぐぁわしぐぁわし(これは「まことちゃん」ですね)伸びてほしいですね。そのためおじさんは日日やらせていただきまする。

では明日の朝ランに備えやすませていただきまする。今80やし、あと20を1週間あまりでやっつけなけりゃね。

おやすみなさい。

かくかくしかじか

2010年05月23日

朝から衣中のテスト対策でした。用事でお休みの子もいましたが来てくれた子たちはがんばってやっていました。

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今日は国語。国語は難しいですね。特に今回は各学年とも「詩」が範囲に入っています。工藤直子さん『のはらうた』谷川俊太郎さん『春に』新川和江さん『わたしを束ねないで』です。詩は味わえばそれでいいと思うのですが、教科ということになるとそれだけではいけないのでしょうか。まあ味わうにはそれなりの「国語力」が必要ですから「勉強する」ことも必要でしょう。でもやっぱり「詩」は味わうのが一番ですね。

工藤直子さんは昔講演をお聞きする機会がありました。とっても澄んだお声の持ち主で、ご自分の詩の朗読もされつつのお話でした。おじさん(私のこと)が感動のあまり涙をこらえられない(またか)すてきなものでした。
「かまきりりゅうじ」くんの詩に中1の教科書で接して思わず『のはらうた』を全巻買ってしまいました。(何かのどさくさの折紛失。先日偶然本屋で1冊だけ見つけて購入しました)「へびいちのすけ」くんの詩もすばらしいですよ。
すべてがひらがなで綴られ、やわらかい感じ。動物たちが書いた、ほんのり温かく幸せな気落ちにさせてくれる詩が満載です。

彼女は随筆にもいいのがあります。作品名は覚えていませんが、田舎から娘の様子を見に東京へ出てきた文字通り田舎もん丸出しの父親にうんざりしつつも自分を思ってくれる父の愛を感じ、父に辛く当ったことを心から悔いるというような内容を含むそれです。噴き出してしまうような場面を盛り込みつつも最後はしんみり、じんわり心動かされます。今思い出しても目が潤みかけます(はいはい)。

大雨でしたね。そのせいか気温も低く肌寒い一日でした。
原谷裏庭(と言うほどのもんでもないが)にカタツムリ出現。紫陽花につぼみがついたのも発見。両者雨が似合います。

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雨が降るとすることがなくて困ります。昨日のような天気のいい日には外で遊ぶのが大好きなつゆちゃんですが、仕事で遊べず。今日は授業は早く終わったもののこの激しい雨では外では遊べず、つまんないですね(なに子どもみたいなこと言うてんのん)。
大人のみなさまは雨降りには何をして遊ばれているんでしょうかね。

ということで読書。渡辺淳一さんの『風のように・不況にきく薬』を読んでいます。95~98年に『週刊現代』連載のものですから古いのですが、当時の社会情勢や事件を思い出しつつ読んでいます。彼はなかなか思い切ったことを書きます。ちょっと「常識」を覆すようなところがあり、ものの見方がおもしろいです。気を衒う感じは否めませんが、だからこそ商売としての文章になるんでしょう。今ひとつは彼は北海道人。あちらの話もふんだんです。ところどころでかの地を思い出させてくれます。北海道大好き人間の私にはおもしろいです。
ところで彼は1933年お生まれですから、御年77歳です。お元気なんでしょうかね。去年どなたかの新刊本の「帯」に書評を書いていらしたのを見たくらいですね、最近は。

ということで(どういうことかな?「いやあ、それは、あれがこうなってかくかくしかじかですよ」)やすませてもらいましょう。

芽吹き

2010年05月22日

衣中のテスト対策。みんながんばってやっていました。
Mくんのお母さんが差し入れに「チオビタ」を持ってきてくださいました。ありがとうございます。きっと土日連続での対策講座を「大変だ」と感じてくださったんでしょう。生徒たちがいい点をとってくれれば、疲れがとぶどころか、いや、疲れなんか端からないですが(はい、はい。見栄はらんでもええで。あんたの年になったら日日疲れとの戦いやろ「いえ。まったくそんなことはございませんよ。この年でこんな元気でええんかいな、というくらい元気ですわ」)喜びが倍増します。がんばりましょう。

今日の対策講座にはゲストも来たので自己紹介を兼ねて雑談を。月100、年100、日1ブログの話。すると意外なところから
「うちのお母さん毎日読んだはるで」とF太くん。
「私も時々見てる(? 「ん見てる? まあええか」)で」というNMさん。
「そうか、あんまりばかな話だけではあかんな」と思いました(気づくの遅いで「やね」)。

で、ここからまじめな話・・・はできないので(ばか)どうしょ。写真に逃げよ。

1週間くらい前に植えたアサガオが芽吹きました。大きく育ってほしいですね。でも早く起きてゼミに行かにゃ美しき花は拝めませんね。う~ん、んむむむ。どうしょ。早起き苦手や。(もう、ええし「はい」)

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新しい「命」の誕生です。うれしいですね。花が楽しみです。早起きしてぜひとも見にいかにゃね。

ではやすみましょう、ね。

つゆも走れば

2010年05月21日

「喉がカラカラだ。口すすごう」と西賀茂の水場へ。ばったりKさんに。元生徒のお父様でもあり、走りの大先輩。年に4、5回はフルを走られます。
「久しぶりやね。まだ走ってはったんや」
「あ、はい。ぼちぼちです」
「レース出てはんの」
「日吉とか、年に4、5回。ええとこハーフです」
「練習する時間ないさかい、もうあかんわ」
「これからですか。もう終わらはったんですか」
「もうすんだ」
「ほなら私はもうちょっと行ってきます」と別れました。

「軽くのつもりでしたが、ここまで来たおかげで久しぶりにお会いできててよかった。ついでやしもちょっと行こか」と歩を進めます。すると今度は柊野小の集団。
「つゆはらせんせ~」見るとK太くん。
「どこ行くの」
「ヨモギとり」
「お、ええなあ。ヨモギもち作るんか」
「いや、ヨモギだんご」
「そうか、そうか。じゃあねえ」
「うん、ばいばい」と別れました。K太くんは子どもらしいとってもいい子です。ちょっと無理して遠くまで走ってよかった。「つゆも走れば」ですね(^-^)。

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走りつつデジカメに収めた野の花です。ニホンタンポポ、ハルジオン(たぶん)、コバコ(たぶん)、オオイヌノフグリなど、あとは名を知りません。地味ですが十分に主張しています。可憐です。(あんたのブログとえらい違いやな「・・・」無言か。もうちょっとひねったり、唱えたりしいや)

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(最後の写真がずれました。直す元気はありません)

携帯電話で写真を撮っていると電話がかかってきました。教材の出版をやっているT社の社長さんです。なんでも国語の新刊を出すにあたり意見を聞きたいとのことです。午後からお会いする約束をして走りを続けました。

今日は暑くて汗だくです。なんとか80まできました。あと1週間で20ですから100は大丈夫ですかね。

テスト対策で気合いを入れての授業。中3はさすが真剣度が違いました。約1名、困ったやつもいましたが。
テスト前なのに用事で休む子がいるとつらいですね。ま、用事があれば仕方がないのですが・・・・・・ 
いい点とってほしいです、みんなに。

明日は朝からロボット。その後テスト対策です。やりましょう。

やすませてもらいます。また明朝眠いやろなあ(早寝たらええだけやん「・・・」)。

だなもし

2010年05月20日

風薫るさわやかな5月のはずが、なんだか梅雨時のじめじめした感じがするのは私だけでしょうか。ちょっと動いただけでじっとり汗ばみます。やはり暑いのは苦手です。寒い方がいいです。とかなんとか言って冬がくりゃ
「寒いのはだめ。やっぱり夏の方が好きです」なんて節操のないことをつぶやくんでしょう。

アンスリウムが復活しました。葉っぱが1枚になり
「だめかな」と思いましたが、新芽が出てきました。まだまだ予断は許されませんが、なんとか蘇ってくれたかな。春、暖かくなって新しい芽が吹くとうれしくなります。

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さて衣中はスプリングテストが25日から始まります。みんなに少しでも良い点をとってもらうべく昨日から25日まで毎日の対策時間割です。

『風のように・別れた理由』渡辺淳一さんを終えました。『失楽園』で世を風靡された方です。ちょっと、いや、かなり変わっていらっしゃる。というか「ここまで言っていいの」ということにまで言及されますね、彼は。勇気があります、彼は。

俺にもそういう面は必要だなもし。

やっちまった

2010年05月19日

やってしまいました。朝、自転車で雨が降り始め少し急ぎました。
と、トラックの陰から突然人が。前後輪フルブレーキでなんとか止まりましたが、前輪が接触。
「大丈夫ですか? すみません」
「あ、いや。ごめん、ごめん」
「いや、ほんますんません。大丈夫ですか」
「だいじょぶ、だいじょぶ」と別れました。反省しきりです。屈強なおじさんだったからよかったものの、もし相手がお年寄りや小さな子どもだったらと思うとぞっとしました。とにかく何もなくてよかったです。注意するに越したことはありません。ことが起こってからでは悔いても遅いですからね。用心しましょう。

限定品らしい「絹の贅沢」を入手しようとビブレへ(ほんとは別件。ついでです)。ありません。
「やはりないのか。セブンイレブンを目指そう」と西賀茂車庫前のそれへ。ありました。11本です。箱がないかと1本持ってレジへ。
「すみません。これ箱でありませんか」
「ちょっと待ってください。見てきます」
「今はここにあるだけですね」
仕方なく買い占めてきました。
きっとそのうちなくなるでしょうから、あちこち回って買い占めようかと真剣に考えている俺はなに?

朝北大路の商店街にあるツバメの巣を写真取材(?)。滋賀銀さん前の巣が修復されつつあります。下には2年前のセリフがそのままのコーンが。
「支店長さん変わってへんかったんや」と安心。あるいは変わったのかもしれませんが、ツバメに気づかいをしてくださる支店長さんなんでしょう。うれしいですね。
2枚目は某たこ焼き屋(「さん」なしです。ちょっとおもしろくない経緯がありまして)の前の巣です。きっと抱卵中でしょう。ピクリとも動かぬ尻尾です。生きているのかどうか不安になるくらいじっとしています。

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下左はブラウニーさんというベーグルがおいしいパン屋さんの巣です。早くもヒナが孵りときに頭をもたげます。ちょっとわかりにくいかもしれません。
右は我がゼミの巣の様子です。夜には2羽がよりそって巣を守っています。早く子育てをする姿が見たいですね。

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琵琶湖でカワウが増えすぎて駆除対象のよう。なんでも2万羽を駆除して最終的には4000羽を残すようです。アユが食われて被害総額は2億円とか(記憶頼りなんで違うかも)。命を絶たれるウにすれば
「なんでやねん」ですが、2億円の被害となれば安穏と構えるわけにはいきませんね。
牛の口蹄疫も大変です。世間はいろいろ、俺もいろいろの課題、難題を抱えていますね。
やすみましょう、か。遅くなりました。

重松清さん 『ビタミンF』 しみました 

2010年05月18日

重松清さんの『ビタミンF』を読みました。実は読み始めて前に読んだことに気づきました。が、かまわず読み進めました。
「37、8歳って中途半端だよな」と作中人物に語らせます。7編の短編の主人公はいずれも37歳。若くもない、といって枯れるには早い。確かにそういう年齢でしょう。結婚し子ができ安定しているようで不安を抱える。家庭でも会社でも己の居場所があるようでない、それを確保するために懸命に気張る。我が子の心配もあれば老い始めた親のことにも心が及ぶ・・・・・・
切なくもあり、空しくもあり、悲しくて、うれしくて、ちょっぴり元気づけられもしました。親子とは夫婦とは人生とはを考えさせられる1冊でした。何が正しき人生なんでしょう。正解はないのかもしれません。死ぬときにそれがわかるのかもしれませんね。50冊目の節目にはいい選択だったかな。

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修学旅行に行った中3のNHさんがお土産を。今年は少ないですねえ。男ばっかりな学年なんで、さもありなんとは思っていましたが、ここまで思い通りだと、ちょっと寂し・・・・・・かな。年によっては山積みの時もあんねんけどね(別に見栄張らんでもええで)。
そう、まあ、そういうときもありますわな。

『ビタミンF』深くしみました。俺も子どもたちのどこかにしみる日々を送らにゃね。

雨が降り始めました(今00:35です)。朝から湿り気を帯びた空気が佇んでいました。あの、なんとも言えぬ、そう、なんでしょう・・・・・・表すなら「もんわり」。匂いとしては初夏、雨が降る前の埃っぽい空気のそれです。

明日は雨でしょうか。自転車の日なんですが、出る時に降っているとさすがに自転車は萎えますね。「晴れ」は無理でもなんとかチャリンコで行ける天候を願いつつやすませていたら(「だ」じゃなくて、わざと「ら」です。誤字にあらず。俺の今の状態です『ようわからんなあ。単に酔うて呂律が怪しいんか』そういうことにしておきましょう)きます。相も変わらず馬鹿炸裂です。

では、ね。

再発見 新鮮

2010年05月17日

朝から原谷でポスティング。以前住んでいたこともあり、あちこち回りながら懐かしい感傷に浸りました(似合わんなあ)。5年ほど前にも同様やりましたが、当時と比べそう大きな変化はありません。ただやはり
「原谷は坂の街やなあ」と感じます。平地がありません。道は緩急こそあれ必ず傾斜しています。おまけに今日の暑さ。3時間歩きづめで健脚自慢の私もさすがに疲れました。汗だくでしたね。ほぼ隈無く回りました。生徒の家も何軒か見つけました。
「けっこう遠くから来てくれてんのやなあ。報いなあかんなあ」「雨の日は大変やろなあ」などなど考えました。

今日はかなり犬にほえられました。いきなりのこともあり驚きましたね。犬は好きなんですが犬には好かれないんでしょう、きっと犬が私の腹黒さを見抜いているのでしょう。あはは・・・・・・

でもひさびさに原谷を回って新鮮でしたね(かなりしんどかったけれどもね)。再発見でしたね。昔の子どもたちの知り合いの家々なども確認したりしておもしろかったですね。

途中見つけた変わった色をしたカミキリムシです。人生53年にして初めてお目にかかる色です。知らぬことはまだまだあるものです。
右写真は配り終えて戻った車の温度計です。お日さんのしたに駐車していたので当然と言えば当然ですが暑いですね。

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一度帰ってシャワーを浴びて出かけました。自転車だったんでまた汗をかきました。これからまただんだんと暑くなっていくんですよね。その前に梅雨もあるし(俺、つゆはら「ええて」)。まあ梅雨があるから夏の解放感がある訳だし、秋の涼しさがあるから夏の酷暑にも耐えられるし、冬の寒さも春を思えばなんとか凌げるし、四季のあることに感謝して日々を送りましょうか。

中3生が修学旅行で休み。事務室で空き時間を過ごしていると人が来た気配。
「ん?誰やろ」と思っていると、なんと高2になったKRくんではないですか。
「お~元気? もう2年やな。家から通てんの」
「はい」彼は京都農芸高校へ進みました。亀岡の園部寄りにあるそうです。1年時は全員入寮。2年時から通学が認められます。
「遠いし大変やろ。何時起きや」
「5時半です」
「うわあ~眠いな」

中3の二者面談で彼が先述の高校へ行きたいと言ったとき俺は
「とりあえず公立へという気持ちで言うてんねやったら考えなあかんで。実習が主な学校やし、興味がないのに行ってもしゃあないで」
「あ、いや、家畜好きやしやりたいんです」
「ほんまに真剣にそう思てんねやったら応援するわ。そやけど、それやったらもうちょっとちゃんとすることせなあかんで」
「あ、はい」というような会話を交わしました。
今日来た彼は成長していました。中学の時のようなちゃらんぽらんと言うか、何したらええかわからんと言ういい加減なところがすっかりなくなり、すっかり大人になって成長した彼がそこにいました。うれしかったです。思わず目頭が熱くなりました(またかいな、あんた涙腺弱すぎやで「ええね」)。
なんでも2年から専攻が別れるそうですが、彼は畑で作物を作る課程を選んだようです。

みんながみんな普通科へ行く必要はないんですよね。実業科(今はこのことばはないのかもしれませんが)の方がずっと人生に役立つことが多いのかもしれません。ドイツのマイスター制度のようなものが日本にもあってもいいかなと思いますが、うろ覚えの知識のいい加減程度で言及すべきではありませんね。

みなそれぞれに人生を送ります。捨てたもんじゃないよね。

俺もそれなり日々を送りましょう。

ワインは赤かな それとも白かな?

2010年05月16日

遠出とまでは言えませんが丹波まで用があって行ってきました。中出くらいでしょうか(はいはい)。せっかく行ったんでワイナリーへ。時期的にオフで閑散としていました。それでも外で食事を楽しみながらワイングラスを傾ける人たちも少なからずいます。
「いいなあ。俺もワイン飲みてえなあ」と思いますが車なんで我慢するしかありません。ぶどう畑を見学。新しい葉が風に揺れ日に輝いていました。よく見ると小さな小さなつぼみが花開く時を心待ちにしていました。たわわにブドウが実る季節に訪れるのもいいでしょう。

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せめて、そこでしか手に入らない手ごろなワインがあれば買おうかなと売店(古い言葉やなあ)へ。
よさそうなのがありますがちょっと高価です。3,000~4,000数百円です。ちょっと手が出ません。無濾過の限定品も2,000円以上。普段買うのは1,000円までかなあ。がんばって1,500円ですね。高級ワインは飲めへんけれど、1,000円も出せば十分おいしいですよ。

実はフランス産ワインは自分では買わないようにしています。(昔世界中の非難の中堂々とムルロア環礁で核実験をかの国がやって以来個人的にフランス品不買運動を一人でやっています「はいはい偏固やな」)ですからかなり選択肢は狭まります。小さなところではあまり置いていませんね、他国産は。個人的にはカリフォルニアやオーストラリアのはおいしいと思います。外で知人らと食事をして仕方なく仏ワインをいただくことはあります。やはりうまいですね。それは認めます。でも一人不買運動は続けます。何があると解禁されますかね、この意固地な態勢がね。

昔はカリフォルニアの白の安くていいのがあってよく飲みました。今は赤ばっかりですね。ちょっと渋めの濃いのが好きです。で今日買ったのは「3R」と銘打たれた丹波のワインです。「地球に優しい」を念頭に作られているものです。1,380円と普段買いからするとちょっと高めですが、その心意気にこたえるべく購入しました。飲みました。味は・・・・・・悪いけど「・・・・・・」でした。

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帰路「琴滝」とやらに寄り道。落差は大きくそれなりでした。水量が少なく迫力はいま一つでしたが、白く落ちる飛沫が新緑に映え、美しかったです。イトトンボが涼やかに舞っていました。
昔はよく目にしたイトトンボですが、最近はあまり目にしませんね。それは俺の生活が慌ただしくなったからかもしれません。いや、まあ、うん、そう、ええか。
『なしても北海道だべや』を読みました。「だべや」はあまり使わないと言いましたが記憶違いでした。使いましたね、男子は。すみません。お詫びして訂正させていただきます。ほんま、すんません。

ではまた。明日からの新しき週に備えやすみましょうか、ね。


つゆも歩けば・・・・・・

2010年05月15日

朝からぱたぱたと仕事や用事を済ませ夕方から走りにでました。賀茂川へ出るとすごい人波。
「ん? なんだ、なんだ」そう葵祭りのそれでした。さすがに京都三大祭りだけあります。昨日は覚えていて
「取材(?)行ってブログに書こうかな」と考えていましたが仕事をしているうちにすっかり忘れていました。志久呂橋まで行って帰路、北山橋でそのまま下がるか対岸へ渡るか迷い渡ることにしました。で橋上で自転車でさっそうと走るMTくんとお母さまにばったり。
「つゆはらせんせ~」とかわいい声。
「よくお会いしますね」
「先生がんばってください」とお母さま。
「ありがとうございます。ばいばい」と別れました。そういえば先週も賀茂川でブランチ(なんかおしゃれな言い回しやなあ、ただ弁当食べてただけやろ「はい」)をしてほっこりしているときに
「つゆはらせんせ~」と声をかけられました。そのときはお父さまといっしょでした。やはり自転車。きっと補助輪なしの自転車に乗れるようになって乗りたくてたまらないんでしょう。そう推測しています。楽しさ満面の笑顔です。

「犬も歩けば」ではありませんが「つゆも動けば知人に出逢う」ですね。今日は犬を散歩させる大学生になった元ゼミ生のHMさん、待ち合わせ中の紫野Ⅱ類へ通う現ゼミ生のNHくんにも逢いました。
ほんとにそこらじゅうで知人にお会いします。まあ長く生きて同じ地に長く住んでいれば当然のことです。近くのスーパーで弁当などを買うときはけっこう気をつかいますね。別に後ろめたいことはしていないんですが、人目は気になります(誰も見てへんで自意識過剰やろ「はい。昔からよく言われます」だろうな)。
かっこつける気はありませんが「ちゃんとしょう」とはいつも心がけています。まあしかし地はなかなか隠せません。すぐにお郷が知れます。育ちは隠せませんね。まあ別にええとこの子ではありませんしなんでもええんですがね。

明日は完全休みにする予定です。ちょっと遠出しようかとも、ね。

では、おやすみなさいませ。よい睡眠を祈ります。私は常に快眠です。

「がんばれ」かな?

2010年05月14日

ホームページを開設してまる4年目に入ります。その間そこからお問い合わせをいただき、入塾された方はさて20名くらいになるでしょうか。ホームページの本来の意義はそこにありますよね。いま少しそういう意識を持たなければいけないのかもしれません。

最近ではブログの更新ばかりが念頭にあります。自分としては、まあそれでよしかなとも思います。個人塾ですから私がどんな人間なのかを知っていただいた上で入ってくださるに越したことはありません。その一助となっているのは事実でしょう。とはいっても連日のくだらぬブログですから、生徒募集には逆効果かもしれません。

毎日書くようになって3年目です。ある意味よくやるなあと思います。キーボードを打つ手が苦もなく進む日もあれば、どうしようもなくて「書いただけ」になった日も数日あります。ネタ帳みたいに話題になりそうなことを書き留めておくこともあります。そうまでして毎日にこだわらずともよいのではという声も聞こえてきます。

ただ「書く」と決めたから「書いて」いるだけです。「走る」と決めたから「走って」いるだけですし「読む」と決めたから「読んで」いるだけです。ま、すべて楽しくもありますが。もう少し仕事面でも「決めたことをやる」という強い意志を貫ければいいんでしょうがね。

時間があったのでイリオモテアサガオの「手」をつけてやりました。(「手」があると伸びが違います)今年はちょっと趣向(?)をかえて窓と窓の間にネットを張りました。去年は1階の窓を完全に覆うかたちでネットを張りました。
「日差しが遮られて涼しおっしゃろ」とか「省エネにつながりますね」などと言われましたが、室内が暗いのと、外が見えないという難点がありました。

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んでもってこんな風になりました。早く大きくなってまた目に鮮やかな青を見せてほしいですね。

帰り道ビール、じゃない発泡酒を買おうとセブンイレブンへ。(「絹の贅沢」はたぶんここにしかありません)ふと見ると教え子YYくんがいます。
「あれ、久しぶりやんか。長い間いてへんかったし、もうやめたんかと思っててん」
「いやあ、ずっといましたよ」
「そうか。タイミングの問題か」
「そうやと思いますよ。今就活中なんですけど全然あかんのですよう」
「そうか。そやろな。たいへんやなあ。がんばりや」と大声で言うてしまいました。他のお客さんや店員さんがいるのにもかかわらず。
がんばっている人に「がんばれ」というのはいけないと聞いてはいたのですが、やはり言ってしまいます。
「がんばれ!!!!」俺もがんばるしな。

このご時世、確かにたいへんでしょう。彼の就職活動がうまくいくことを祈りつつやすみます。

行きたや北海道

2010年05月13日

朝、鴨川を走っていると向こうからも同様の人が。すると
「おお」との声。目を凝らすと学生時代の3期上のS先輩。
「おはようございます」とだけ行ってお互いすれ違いました。
「まだ走ってはんねや」彼は学生時代はものすごく速い人でした。長い距離のレースには出ませんが短い距離だと今でもかなり速いタイムを出されます。いつもいっしょにレースに出るN先輩同様「継続は力」を実感させてくれる先輩です。

スキー部で過ごした4年間も同時に思いだします。真っ暗な中眠い目をこすり起床して寒い中を走り、朝礼(?)。ラッセル(滑るコースを踏み固める)しても全然固まんない粉雪。新雪1m(いやもっと積もっていたかもね)の中に手足を持たれて放りこまれたこと・・・などなど。いろんな思い出がいっぱいです。

ということで『なしても北海道だべや』を読んでいます(かなり無理のある繋ぎやな)。『なんと言っても北海道でしょう』とでもいう感じでしょうか。「だべや」はあまり使わなかったし聞かなかったですが、まあ私は生粋の道産子ではありませんのでわかりません。
かの地の食や文化について語られます。北海道好きの人間にはおもしろい本です。
「デレッキ」や「ザンギ」「ゴミを投げる」など住んだことがなければわからない言葉も散見できます。ひさびさに接する北海道弁に思わず噴き出します。こういう本を読むと訪ねたい気持ちが募ります。
訪ねたや、またいつか。いや「またいつか」なんて言っているとその「また」がなくなることもありえますから少々無理をしてでも行ける時に行かねばいけません。
「行くかこの夏」の思いが頭をもたげます。行きたいな・・・・・・・・・

原谷ではウリ坊が出現。体長30㎝くらいでしょうか。文字通り「ウリ」です。かわいいですよ。動く母親を必死に追って素早い動きを見せてくれます。鳴き声がまたよし。文字に表せない声です(それはあんたの耳と表現力のせいやろ「ですね」)。

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左は言うまでもない親御さんです。でかいですよ。この親からあんなかわいいウリ坊が出てくんのという驚きです。ぱっと見いふてぶてしいですが、愛らしいやつですよ(どこがや)。

今日は寒かったですね。帰りは8℃、ひとけたでした。先日の連休中は30℃を超えたというのに、またこの寒さ。みなさま風邪などお召しにならぬようどうぞご自愛くださいませ。

では。

遠くへ行きたい

2010年05月12日

定例会。
「おはようござうます」と挨拶をすると
「先生あのブログ毎日書いていらっしゃるんですか」
「あ、はい。原則的には」
「ブログの中のショートコメントに先生の人となりが・・・・・・」
「いや、なんの役にも・・・・・・お恥ずかしい」
「僕なんか、朝起きてまずパソコンを立ち上げて先生のブログを読ませてもらうんです」
「あ、いや、その」ありがとうございます、読んでいただいて。今少し心に響くブログを努めたいなと思います。でもしょせん私の筆力では知れています。

私もお仲間の書かれているブログは毎日拝見させていただいております。それぞれの先生方のお味が出ていてとても楽しませていただいています。
とても高尚で論理的なM先生、しみじみ心に響くS先生、前向きな生き方が感じられるH先生、いろいろな分野に造詣の深いK先生、食べ歩きや交友関係の広さがうかがえるY先生、「ちょいから」と言いつつけっこう長~い文章のS女史などなど、ほんとうにさまざまいろいろいらっしゃいます。うちのHPのリンクに「京都私塾連盟」とありますので、ぜひお読みください。

『アタシはバイクで旅に出る。』国井律子さんを読みました(間もなく50冊到達です
。遠くへ行きたくなりました。ここんところ近場はちょろちょこ行っていますが遠出はありません。連休も終わったし、次に行けるとしたらお盆しかありませんね。なんとか行けるよう日日励みましょう。
行くならやはり北海道かな。道東方面を愛車で走りたいな。でもそのためには自分の車で走るかフェリーでの移動。時間はもったいないですね。九州方面、長崎、鹿児島も未踏です。関東、東京も興味はありますね。
遠出は難しくても土曜日に休める時があればせめて一泊でもふらりとしたいものです。

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ゼミ近くでまるまる太ったメタボ(失礼)ビーグルと遭遇。まだ毛色から見ると若いんですが、腹ぼて、ぷにょぷにょ。
「あんた太りすぎ。食いすぎちゃうか。んん、お腹に赤ちゃんいんのんか」と会話を、いや違う向こうはしゃべらへんな。でも近づいて撫でてやると
「ひ~ん、ひ~ん」と切ない声。
「散歩行きたいんか。俺無理やし、ごめんな」と別れ、仕事に戻りました。
するとツバメが鋭意巣作り中。私が立っていると警戒してなかなか近づきませんが、巣へ入りたいさまがありありです。
「ごめんな。遠慮せんでええし、いつでも来てや。卵産んでりっぱなヒナを育ててや」と語りかける俺は変?(うん、変。しかもかなりやで)
夜一羽が巣でやすんでいました。来てくれそうかな。低学年の生徒、その保護者はやはり気にしてくださるよう。
「先生、今年は来ないんですか?」
「いや、たぶんいけそうですよ」とツバメ話に花が咲きました。
元気なヒナの誕生を願いつつやすませてもらいます。

がんばれよ

2010年05月11日

今日から衣中は修学旅行、沖縄です。土曜日からは西中も出かけます。やはり沖縄です。なかなか豪勢ですよね。費用はいかほどかかるのでしょうか。紫野高校はシンガポールだそうですし、私学だと海外も多いようですね。個人的には北海道へ行きたいな。
自分の修学旅行を思いだします。小6は釧路から阿寒国立公園へ。摩周湖や阿寒湖を回り、マリモを見たことを覚えています。中3は支笏洞爺国立公園だったような。男子が(俺も男子やけど)
「・・・・・・」と騒いでいました(・・・・・・の部分は書けません)。高校では京都、奈良、東京でした。京都で誕生日を迎えみんなに(?)祝ってもらったかな。鮮明にいろいろ覚えています。ここで書いてもおもしろくもなんともないからやめときましょう。
でもその時京都にきて
「あ、俺はここに住みたい」と思ったんです。で大学生以来ほんとに住んでいます。夏暑くて冬寒い、物価高いし人いけず(すみません、生粋の京都の方)と他人からは言われましたが、私は大好きな街です。どこでどんなご縁があって人生どうなるかわかりません。考えれば考えるほど「おもしろし」です、人の生き方は。

朝、ゼミ近くで現場に入るSくんと会話。彼は教え子、工務店経営です。息子さんがロボット教室にきてくれています。
「せんせ、よう歩いてはりますね。そやし、そんなにスリムなんですか」
「いや、ちゃうねん。Fさんにパン買いにいくねん。まあ月に今でも100㌔は走ってんねん」
「え、今でもですか。ほんでそんなからだなんや。俺たばこやめて6kg太りましましたわ」そうは言っても彼は細身。まったく太った感はありません。
「え、たばこやめたん。えらいなあ」俺もやめよかなあと一瞬よぎりました。みんなそれぞれにがんばっています。俺もやろっと(何すんの?「いろいろ一生懸命や」ほうか、がんばりや「言われいでか」)。

去年の種が落ちていたんでしょう。ナスタチュームが芽を出し大きく育っています。バンジーの花の大きさと比べていただくと、その大きさがわかると思います。えらいもんですね、自然の力は。
ツバメの巣が昨日と比べてさらに修復が進捗しています。雨が降ったので湿っている土を集めやすいんでしょうか。小さな体でよくがんばります。

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小さな動植物が精いっぱいやっている姿を目にすると勇気づけられますね。俺もやりますわ。

では、また明日ね。

あ~やだ、やだ

2010年05月10日

谷亮子さんが参院選で民主党の比例名簿に載るそうですね。元巨人の中畑氏もどこかの党から出るようです。いい加減にしてほしいと思うのは私だけ? 彼らに罪はありません、いやその要請を受けるということはあるか。
いろんな問題を抱えて国が大変なときに、有名人を囲って得票を上げようというんですからいったいどうなのという感じです。党勢の拡大に血道をあげずに国政のことをしっかり考えてほしいですね。

両氏とも現、元スポーツ選手としてはすばらしい人ですしけっして嫌いではありません。でも政治家としてやれるんでしょうか。ずぶの素人ですよね。やれるわけないでしょう。もちろん誰しも初めは素人。彼らにも政治に対する高邁な志があるのかもしれません。でも悪いけど私はどちらの党にも入れません。国民のみなさんもしっかり考えて投票しましょうね、夏の選挙では。政治的なことは書きたくありませんでしたが、人気者を立てて票を得ようとするあまりにも短絡的なやり方にがまんできずに書いてしまいました。
あ~やだ、やだ。

あ~やだ、やだ。といえば昨日の自分もそれでした。つい飲み過ぎて(いつものことやな)ずいぶん遅い帰りになりました。反省しています。酒飲みはあきませんね。ほどほどにというのがなかなかできない。
まあしかしたまに気の置けない方たちとおしゃべりして楽しかったです。しっかり情報交換に勤しむ方もいらっしゃいましたが、私は飲むときはあまりそっち方面は・・・・・・。とにかくどうでもいいことをしゃべって楽しむようにしています。愚にもつかぬことをやり取りして翌朝はほとんど忘れています。すみません、お相手をしてくださった方々。昨日初めてお会いしたM先生は年に100冊どころか300くらい本を読まれるそうです。すごいな。Y先生はだいぶ酔われていました。俺のブログを読んでくださっているようで感謝です。T先生やS先生も同様です。ありがとうございます。それぞれいろんなことを抱えつつ日々を送られているのは俺のみにあらず、妙に安心したりもしました。そうみんなそれなり大変なんでしょう。N先生のブログを拝見。味のあるそれでした。

ツバメが巣を修復にかかっています。卵を産み子育てをしてくれるとうれしいのですが。ぬか喜びにならぬようしばらく静観しましょう。
左上の黒い土の部分が新しく運ばれた土です。

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イリオモテアサガオも少しずつつるを伸ばし始めています。自然は正直にそのときを刻み、素直にその表情を見せてくれます。

仕事山積もあり、今朝は早起き出勤。反省の意味も込めて雨模様を知りつつ自転車です。幸い往路、復路とも降られずにすみました。ありがとうございます。早く行った割りには体調悪くだらだら仕事になりました。明日も早く行って片づけましょう。

では、寝ましょう。1時を回ってしまいました。

いやあ、眠いっす

2010年05月09日

10㌔ほど走りましたが、途中大田神社の菖蒲を観賞。
去年あまりたいしたことないコメントを書きましたが、盛りを過ぎていた去年と違い今年はなかなかよかったです。
北山の住宅街ですてきなクレマチスにも逢いました。

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玄関前に鳥かご。黒い鳥がいます。
「えっカラス? まさか」と思わずひき返してよく見るとやっぱりカラス。
「なんであんたかごに入れられてんの? かわいそうに」

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「怪我でもして助けられて治るまで飼ってくれてはる」ということにしておきましょう。

で今日は京都S高校のY先生の校長就任祝賀会へ。

お若い校長先生だとは思っていましたが、お年を聞いてびっくり。ほんとにお若い。今後が期待されます。いろいろとたいへんなこともあるでしょうが、彼なら大丈夫でしょう。

ちょっと過ごしました(いつものことやな)やすませてもらいます。

沖縄は対岸の火事ちゃうな

2010年05月08日

半年ほど前からず~っと探している何冊かの本がどうしても見つかりません、新刊書店にも古書店にも。で今日は時間があったのでネットのブックオフで探しました。在庫切れもありましたが、ほしい本をほぼすべて入手できました。つい送料が無料になる1,500円まで買ってしまいました。お陰でじっくりいろんな本を物色することができました。便利です。居ながらにしてお買い物ができるわけですから。

スーパーや百貨店(古いな、言い方が。デパートと言いなさいよ「必要最小限のカタカナを心がけています」変なこだわり「その通り」)に定休日があったのをご存じの方の数は減ってきているでしょう。イズミヤ、大丸さんは確か木曜日がそれでした(たぶん)。藤井大丸は水曜日が休みやったかなあ。閉店してしまった阪急デパートはまだ存在すらなかった時代です。高島屋の休みは・・・・・・忘れましたけれどありました。

今や24時間営業が当たりまえ、コンビニに限らずマックや牛丼屋も当然のごとく深夜営業です。便利といえば便利です。24時間にする必要があるか否かは今日はおきましょう。

その昔、東京の知人を訪ねました。そのときほんまに朝7時から11時まで開いている店があるのに驚きました。それがセブンイレブンでした。
「東京はやっぱり凄いなあ」と正直、心底、実感しました。かなり衝撃的でした。

ここのところの気温上昇でだいぶ弱ってきたパンジー。その一部とお別れし、去年落ちた種から芽生えたひまわりを移植。うまく育ってくれるといいのですが。
写真真ん中はしばらく前に同様に移し植えたひまわり。ちょっぴり細身ながらも根付いてくれたようです。
写真右はだいぶたくましくなったエラブユリ三姉妹、あれ三兄弟でしたっけ。ともかくけっこうりっぱになりました。

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すみません。ちょっと一言。沖縄の基地問題が喧(かまびす)しいですが、これはもはや首相や局地的な問題ではなく、日本全体の問題として考えねばならないんではないでしょうか。

すべて「対岸の火事」の議論になってるんですわ、新聞もテレビも。批判は誰にでもできるけど、対案があっての批判ちゃうの、メディアやったら。でもそういう俺も対案ないし、偉そうに言えへんけど。

つゆちゃんちょっと疲れましたし寝ましょう。

かもシネマ

2010年05月07日

「かもシネマ実行委員の…ですが」という電話がかかってきました。出先の携帯に転送されて来ていたので、その旨伝え、後ほどゼミに着くころに改めてかけ直してもらうことにしました。
ゼミに向かいつつ
「きっと協賛で広告を出してくれというような話なんだろうな。『かもシネマ』といっていたから映画に関係あんだろうな」などと考えていました。
で、かかってきた電話をかいつまむと
「立命の学生たちの集まりで、鴨川に大きなスクリーンを張り映画を上映する。そのチラシに協賛企業としての広告がほしい。最小枠で一万円である」というような内容です。
「一万円か。ちょっと難しいね。今はどこの会社も不景気だし厳しいんじゃない。広告としての効果を期待できるわけじゃないけど、俺も立命だし、なんとか協力してあげたいけどね。3,000円とか5,000円くらいならねえ……」
「5,000円ですか。委員長と掛け合ってみます」ですぐまたかかってきました。
「誌面の広告には5,000円では無理なんですが、Tシャツにロゴを張るとか当日配るチラシにロゴを印刷するというのなら5,000円でもやらせてもらえるんですが、いかがでしょう」
「なるほどねえ。よく全体が見えないし、なんかそれがわかるものないの?」
「企画書があるので、それをファックスさせてもらいます」
「そうだね。そうしてくれる。あなたも大変だね。がんばんなさいよ」
「あ、はい。ありがとうございます」と電話を終えました。
まったく宣伝効果がないものにお金を出すのはばかげていると思いつつ若い人が何かを一生懸命にやっているとつい応援したくなってしまいます。私だってけっして余裕がある訳ではありませんが、1回飲みに行ったことにして、寄付だと思って協力してあげようかな。

大学生のとき同じように部誌の広告をもらいに大学近辺の喫茶店などを回ったことを思い出します。断られもしましたが、快く協力してくださったときのうれしさが今日よみがえりました。受けた幸せを少しでも誰かに返せればと思います。
5,000円はけっして安くありませんが、なんとかしてあげようかな。

娘のくれた日本酒『風越(かざこし)』。いただきました。芳醇、濃厚、まったり、まろやかでした。少しずつ楽しませてもらいましょう。

さて明日はロボット。楽しくやりましょう。

おやすみなさい。

ありがとう

2010年05月06日

帰路コンビニへ。発泡酒を買うべく見ると「限定仕込京都製造所謹製『絹の贅沢』」の缶が目に飛び込んできました。
「ん、これええやん。いってみよ」と購入。さっそく家に帰って「プシュッ」。なかなかいけます。モルツ系かなと思ったらサントリーでした。以前に「麦とホップ」発言でブログを読んでくださっている方にご迷惑をおかけしましたので、控えめにお薦めです。
「悪くないですよ、きっと」。

アルコールといえば長女が初任給で日本酒を贈ってくれました。南信州は飯田のそれのようです。まだ飲んでいませんが「原酒の濃厚な旨味をお楽しみください」とあります。じっくり味あわせてもらいましょう。
うれしかったですね。いろいろあって複雑ですが、これで一応みんな独り立ち、いやいやまだまだでしょう。親としての責任は今しばらく続きますかね。どこまで面倒をみんとあかんのかな??? 結婚までですかね。

俺自身はおやじが早く死んだせいもあり、22歳、いや20の時には自活していました。とはいってもそれは俺の自己満足。母親はきっと死ぬまで俺のことを心配していたんでしょう。間もなく母の日がきますが、亡くなってしまった彼女には何もしてやれませんね。不孝な息子でしたね、父にも、母に対しても。みんなそうかもしれませんが、俺は両親とも早死にしたんで、よけいにその思いが強いのかもしれません。

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もうちょっとなんかしてやれたらよかったのにとは思いますが、いかんせん早く亡くなりすぎです、おやじは特に。50前に身罷りましたからね。今の俺が過ごしているときは彼にはなかったわけです。かわいそうですね。それを思うとせいぜい俺も生を楽しむべきなんかな・・・・・・

すみません、なんか暗い話になりました。生きていると「陰」の部分があるのは否めません。それは避けられぬ事実です。でもその「陰」を「陽」にかえる努力はし続けましょう、ね。

ところで(まだ続くんかあ)思うに俺の初任給は親になんもせえへんかったなあ。というかまともに就職してへんし。それだけに着目しても親不孝の極みを実現した俺ですわ。その俺に初任給で日本酒をくれた長女に・・・・・・

ありがとう。

比叡山延暦寺

2010年05月05日

いつもの気まぐれが頭をもたげ突如比叡山へ登りました。修学院までバスで行き、雲母(きらら)坂から山頂を目指しました。以前に何回も登ったことはありますが、ひさびさ、しかも今日の暑さでさすがに汗ぐっしょり、疲れました。走る脚と歩く脚と山を登る脚との違いを実感します。ふだん走っていても脚の違う部分に負担がかかるのがわかります。登山道は写真通りのかなりの難所があちこちに。スニーカーがあれば大丈夫ですが、それなりの体力が必要です。1.5時間から2時間は覚悟してください。

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途中美しい鳥の声が響きます。心洗われる思いです。カナヘビを見かけました。延暦寺境内ではスミレの姿も。山頂は春の名残か八重のサクラがあちこちに咲いていました。

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ケーブルの山頂駅横にオープンカフェ。そこでキリン一番搾りの生ビール(またか。他の飲みもん知らんのか「いや、知っていますがビールが一番。これを楽しみの大汗かきでもあるんです」好きにしい)をいただきました。最高ですね、汗をかいた後のビールは。最近は家では発泡酒ゆえに余計にビールのうまさがしみわたります。
山頂からは京都市内と琵琶湖が一望できますが、写真ではあまりきれいにご覧いただけませんね。

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ここまで来たら延暦寺を見ぬ手はないと160円で延暦寺バスセンターまで山頂シャトルバスで移動。例によって無計画な行動のためゆっくり全山を巡る時間の余裕はなく、とりあえず国宝の根本中堂近辺だけを急ぎ足で回りました。

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伝教大師が比叡山を開いたのは1300年くらい前。その後ご存じのとおり信長の焼き打ちにあい全焼。家康によって再建されたので現存の建物は400年くらいの歴史ですが、それなりの重みを感じます。周りの木々の大きさ、太さに時間の経過を知らされます。

さて帰路はどうしようと考えつつシャトルバス停にたたずんで(? はあ、たたずんでたん?「いや、とりあえず立ってただけやけど」やろなあ)いると銀閣寺道、出町柳経由、三条京阪から京都駅行きのバスが来ました。ケーブルで八瀬へ下りるもいいかなと考えていましたが
「このまま市内まで直行もありやな」と思い身をまかせました。眠く途中寝ているうちに着きました。普段は自分の運転での移動ですが、公共交通機関の利用もまたよしかなと思いました。環境にはやさしいし、なによりアルコールが飲めるのが最高ですね。
800円でした。ロープウェイ、ケーブルカーを使って八瀬へ下りて叡電使って帰るのとどっちが・・・・・・まあええか。

車の移動はしんどいですが、好きです。でもビールが飲める方がええかな。ん~ん、難しいけど、どっちもその時の状況に合わせて甲乙つけがたいな。
JRを使って北海道や東京へも行ってみたい気は正直ありますね。富士を愛でながらの駅弁+ビールや日本海を見つつ、景色に飽いたら読書に没頭。そしてうまい飯、酒。堪らんですよね。いつかやってみたい夢です。

奥田英朗氏の『邪魔』、上下巻合わせて800ページの長編でしたが、朝目が覚めてそのまま布団の中で一気に読んでしまいました。

ほんの些細なことをきっかけに狂う歯車、人生が一転。点と点が思わぬところでつながります。その展開の意外さに息をのみ、次の頁をめくりたく心がはやります。
ちょっと終わり方は物足りない感も否めませんでしたが、全体としては秀逸(あんたがそない偉そうに言うたらあかんで「そうですね」)でした。ただ一点、謎が残ります。細かいことは書きませんが、かなりの謎、ちょっと不可思議なんです。真実がわからないまま終わりました。あまりしませんが読み返しました、2回も。でもやはりあえてでしょう、言及されていません。彼の他著のどこかでそれがでてきたらうれしいな。

さて黄金週間も終わり。明日からまた日日の現実と向き合いやらせていただきましょう。

表裏いろいろ

2010年05月04日

根室近海でラッコの食害が発生して困っているそうですね。なんでも総額3億円の漁獲量の10分の1、3000万円くらいの被害が出ているそうです。ラッコは絶滅危惧種のため捕獲できず漁業関係者は頭を抱えているそうです。食い荒らされているのはウニです。高級食材のウニを大量に食い散らかされたら漁師さんたちはたまりませんよね。何とも罪作りなラッコです。
種は守るべきですし、ラッコも生きる以上食さなければなりません。一方大切な生きるための糧をむざむざと貪り食われる漁師さんたちの無念にも心が及びます。難しいですね。此方を立てれば彼方が立たず。

北海道ではずいぶん前からシカの食害も問題になっています。保護と駆除。こちらを立てればあちらが立たずですね。

沖縄の基地問題も同じでしょうか。鳩山さんがかわいそうに思えてくる最近です(あっ別に私は民主党支持者ではありません。念のため)。基地が必要であれば、どこかに「苦汁」をなめてもらわなければいけないのでしょうか。でもことは基地。そうそう簡単に飲める「苦汁」ではありません。俺は我が身ではありませんから勝手な論評もできますが、当事者の方々にとってはゆゆしき問題でしょう。
八方丸く収まる解決策はないのかもしれません。この世はいろいろと複雑、大変ですね。正面があれば裏も、側面もあります。

最近ものを食べていてよく口の中や舌を噛みます。年をとった証拠ということですね。食事が終わった後にもまだ口中出血しています。血が止まるのが遅いのも老化かなあ。そのうち出血多量で儚くなるかもね。

今日は15ほど走りました。今月に入って35です。先月までは一応平均して月100は達成。読書も好調で42冊です。どちらも貯金が貯まり余裕があります。油断せず年間目標到達へ向けやります。

ではやすみます。明日は連休最終日ですね。みなさま、よき一日をお過ごしください。
俺も予定はありませんが、眠りつつ考えましょう。

今読んでいる奥田英朗氏の『邪魔』がおもしろくてたまりません。明日はとりあえずそれを終えましょうか。大崎善生さんの小説も1冊買い置きがあります。それも読みたいですしね。いやあ読書はおもしろし、ですね。

再発見、京都

2010年05月03日

早起きして(と言っても8時ですが)散歩。
「今日はどうしよ。昨日は仕事したけど今日はしない。そうだ平等院行こ」と突如思いたちます。朝食もそこそこに自転車出発。出町柳の自転車置き場に150円を払って駐輪。盲導犬の募金をやっていたので手元にあった110円を寄付。380円の切符を買って一路宇治へ。中書島で乗り換え宇治着。徒歩10分ほどで平等院。ところがすごい人で入るのに30分ほど並びました。
「さすが鳳凰堂おそるべし」と思いつつ本を読みつつ進みます。実は過去2回近くまで来たのですが諸般の事情(持ち合わせがなかったのと、あまりの混雑でめんどくさくなったのとで)で断念していました。

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極楽浄土をこの世に再現(?)したというだけあってなかなか見事。往時は極彩色だったようですが、今は色あせています。それでも道長、頼道の摂関政治全盛の雰囲気は味わえました。写真右は宇治川橋横の橋脚(ではないんでしょうが、それを表す言葉を知りません)にたたずむセキレイです。

帰路、せっかく南まできたので中書島で途中下車。寺田屋を訪ねました。中を見るには並んで(また?)400円を払うようです。ですから写真だけを撮って通過。辺りをしばらくぷらぷら。さすが伏見です。酒蔵が立ち並びます。黄桜で地ビールを飲みました。うまがった。でもちっちゃいグラスで420円はちょっと高いですね。
酒蔵以外の町並みはかつての遊郭、花街を感じさせられるそれでした。昼なんで店は閉まっているのが多いんですが、夜はそれなりの雰囲気を醸すことがしのばれましたね。いやあおもしろい。

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さて出町から銀閣へ。ここも人渋滞。参道から並びます。今日は暑くて汗だくです。並びつつ飛び交う言葉を耳にとめると東北弁、関東弁、播州弁、四国のアクセントのみならず、韓国、中国、英語、仏語、イタリア語などなど実にさまざまな言語が聞こえてきます(へええ~あんたすごいな。フランス語やイタリア語わかんねや「はい。任せなさい。なんでもわかりまっせ。ごめん、うそです」やろな)。中にはまったくわからぬ言語、ハナモゲラ語(すみません、そんなのはありません)が耳に入ります。
「さすが世界の京都」を実感です。

休みごとにあちこち行っていました。それはそれでとても楽しく新しい発見もあります。が、今少し自分の足元である京都の持つすばらしさを感じましょう。んだからちょっと世界に誇れる地元を見直し、地道に回ってみましょうかという思いにかられています。

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で「銀」を回って「金」を回らぬ手はないだろうと鹿苑寺金閣へ。ここもすごい人波。でも道の広い狭いや構造上の問題もあるんでしょう。先の二寺院ほどの人間渋滞はなく、境内へ。
と眼前に金閣がすっくと、いや違うな、決然と、う~ん、これもちゃう(うまい表現が見つかりません。己の語彙の貧困を感じます)。ともかく、くっきりすっきりと現れました。
「ん~んんむ・・・・・・すばらしい。やはり金閣は金閣や」と実感。キンピカピンの悪趣味と昔思いましたが、青い空を背景に浮かぶ舎利殿は京を訪れる人が必ず参るというその事実(ほんま?「いや、わからん。たぶん、そうちゃう」)を実感しました。

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前者は600円、中は500円、後者は400円。思ったよりは安かったです。勝手に700~800円と思ってましたが、そんなに高くなく良心的な範囲でしょう。まあしかし俺は一人やけど、しかもチャリンコやし移動費は俺のエネルギー消費分だけ(案外それが高ついたりして、なんや言うても行く先々でビール飲むしな「そんな飲んでませんよ」ほんまかいな飲んでるやろ「・・・・・・」)家族4~5人で来ると人数倍、さらに駐車場代もかかるし、そう考えるとやっぱり出費はかさみますね。適正価格はいかほどでしょうか、ね。

ま、それだけ払っても
「いやあ、来てよかった。さすがやっぱり京都やな」と思っていただけるように京都市民は訪れる人たちをおもてなししたいものですよね。そう思いませんか。

それにしても
「一番京都が混むときにいったい何がうれしゅうて京名所回ってんの?」という声が聞こえてきますが、おっしゃる通り。酔狂な馬鹿でありまする。

でも今日は自分が住む街、京都を普段とは違う目で見させてもらった一日でした。

街にはつつじが美しく咲き、道行く私たちの目を楽しませてくれました。

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では今日はその美しきつつじをご覧いただきつつおやすみください。っていうかどなたがお読みくださっているのかなあ、この駄ブログをね。

旅は情け人は心

2010年05月02日

「床」が開かれたそうです。鴨川を渡る風の中での食事は京情緒を味わうには絶好です。
個人的には一度だけ行きました、仲のいい友人たちと。たまたまでしょうが、正直言って印象はよくなかったです。あまり悪口を詳しく書くのは嫌なので書きませんが、もし私が観光客だったら
「せっかく京都の風情を楽しもうと思って来たのにがっかりだな」と感じました。
京都って日本中の人が一度は行ってみたいなと思っている街だと思います。世界からも多くの人が訪ねてきます。せっかく来はった人たちをがっかりさせないようにしたいですね。

私の仕事は観光とはまったく関係ありませんが、観光客と思しき人から道を聞かれたら快く教えて差し上げるくらいのことはできます。それで
「京都の人って親切やな」と思ってくださったらうれしいじゃないですか。現に私も旅先でその地の人の親切さに触れ、その旅が印象深く心に残っていることも多くあります。

西賀茂には通好みの「正伝寺」があります。桃山城から移築された「血天井」が有名ですが、庭越しの比叡山の借景がなによりすばらしいです。確か小堀遠州作庭です。私も2回行きましたが、今ころはつつじ、秋は紅葉が美しかったと記憶していますが、つつじはちょっとあやしいです。
話がそれていますが、何が言いたいのかというと、ゼミ前で過去にその正伝寺の場所を聞かれたことが何十回とあります。その都度気持ちよく教えてあげるように心がけています。ほんの小さなことですが、それでその方が楽しい旅を続けることができたらこちらもうれしいじゃないですか、ね。(なんか、ちょっと展開苦しいんちゃうん「わかるか。どう続けようかと悩んでんねん」無理すなや「うん、ありがと」)
「旅は情け人は心」ですよね。

街はそこここハナミズキがいっぱいです。

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美しいその花に敬意を表しやすみます。